こんにちは。
妊娠や出産は人生の大きな喜びですが、同時に体の痛みや不調に戸惑うことも多いのではないでしょうか?
「腰が痛くて動くのがつらい」「手首が痛くて赤ちゃんを抱っこするのが大変」……そんなお悩みを抱えて整体院にいらっしゃる方はとても多いです。
今日は妊娠・出産に伴う筋肉や関節のトラブルについてまとめられた報告書をもとに、「なぜ痛むのか」「どうすれば楽になるのか」を、専門用語を使わずにわかりやすく解説します。
この記事を読むことで、「私の体は今、頑張って変化しているんだ」と少しでも安心し、前向きな気持ちで日々の子育てを取り組めるきっかけになれば嬉しいです。
報告書から読み解く、妊娠・産後の体の変化 4つのポイント
今回ご紹介する報告書では、妊娠中から産後にかけての女性の体について、以下のような発見が報告されています。
1. 不調を感じるのは「あなただけ」ではありません
論文によると、妊娠中の女性のほぼ全員(90%)が、何らかの体の痛みや不快感を経験しているとされています。特に腰痛は非常に一般的で、妊婦さんの約半数(50%)が悩まされているというデータがあります。 「痛いのは私が弱いから?」と自分を責める必要はありません。これは多くのママが経験するs体の自然な反応の一つなのです。
2. 「ホルモン」と「姿勢」が痛みに関係しています
なぜこれほど体が痛むのでしょうか? 大きな原因は2つあります。 一つはホルモンです。妊娠すると「リラキシン」というホルモンが出て、出産時に赤ちゃんが通りやすいように骨盤周りの靭帯(じんたい)を緩める働きをします。これにより関節がグラグラしやすくなり、痛みが出やすくなります。 もう一つは姿勢の変化です。お腹が大きくなると重心が変わり、腰を反るような姿勢(反り腰)になりがちです。これによって関節への負担が、通常よりも大きく増えてしまうのです。
3. 腰だけでなく「手首の痛み」も起こりやすい
意外かもしれませんが、手や手首の痛み(手根管症候群や腱鞘炎など)も妊娠中・産後のよくあるトラブルです。これは妊娠による「むくみ(体液の貯留)」が神経や腱を圧迫することで起こります。
論文では、こうした手首の症状の多くは、ホルモンバランスが整うことで自然に良くなっていくことが多いと報告されています(数週間で回復しない場合は使い方の改善や、施術を受けることも重要です)。
4. お薬以外のケアもとても有効です
妊娠中や産後の授乳中は、痛み止めのお薬を飲むことに慎重になる方も多いと思います。論文では、お薬以外の対策として以下の方法が有効であると紹介されています。
- 適度な運動: 体調が落ち着いていれば、水中運動や骨盤を動かす体操などが痛みを減らすのに役立ち、使い方を改善していくことも大切です。
- 骨盤ベルト: 専用のベルトで骨盤を支えることで、日常生活の痛みが軽減したという研究結果があります。
- 施術やセラピー:専門家による優しい徒手療法(マッサージや整体の領域)が痛みを和らげたという報告もあります。
つまり、どういうこと? 日常生活へのヒント
この論文の内容を、日々の生活に置き換えると、次のようなことが言えます。
- 痛みは「準備中」のサイン 体が痛むのは、赤ちゃんを迎えるために骨盤が緩み、体が変化している証拠です。決して体が壊れてしまったわけではありません。「今は関節が柔らかくなっている時期だから、無理せず過ごそう」と考えること大切です。
- 「固定」と「休息」を意識する 関節が緩んでいる時期は、筋肉だけで支えようとすると疲れ果ててしまいます。骨盤ベルトを活用したり、手首が痛い場合は装具(サポーター)を使ったりして、物理的に支えてあげることも大切です。また痛みがある時は無理に動かず、休ませてあげることも立派な治療の一つです。
- 産後の回復力を信じる 手首の痛みや痺れなど不安になる症状があっても、出産後や時間の経過とともに自然に回復していく症状は多いものです。使い方の修正をしつつ、回復期にある体と向き合っていきましょう。
まとめとアドバイス
産後の手首の痛みは非常に辛いものですが、原因を正しく知ることで適切な対策をとることができます。
- 妊娠中や産後の体の痛みは、ホルモンバランスや大きくなるお腹など、体型の変化による生理的な現象であり多くの女性が経験するものです。 決して一人で我慢する必要はありません。まずは以下のことを意識してみてください:
- 無理をしない: 痛みを感じたら休憩のサインです。
- 道具に頼ってもいい: 骨盤ベルトやサポーターを適切に使用しましょう。
- 専門家に相談する: 痛みがつらい時は、かかりつけの産婦人科医や、妊産婦ケアに詳しい専門家に相談してください。
参考文献: Based on “Musculoskeletal Disorders of Pregnancy, Delivery and Postpartum” (出典箇所:)





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